8月31日までの1週間に岩手県内で確認された伝染性紅斑「リンゴ病」の1医療機関あたりの患者数が3.11人で統計開始以降、最も多くなりました。
県によりますと、8月25日から31日までに県内で確認された「リンゴ病」とも呼ばれる伝染性紅斑は、県全体の患者数は1医療機関あたり3.11人でした。
前の週を1.7人上回り、1987年の統計開始以降で最も多くなりました。
保健所別にみると、県央と一関が6.00人で最も多く、次いで、中部と奥州が4.50人となるなど、県内6つの保健所管内で警報レベルとなる「2」を上回っていて注意が必要です。

また、8月31日までの1週間で県内の1医療機関あたりの新型コロナウイルスの患者数は9.05人と、前の週を0.66人上回り、9週連続で増加しました。
県は手洗いやマスクの着用などの徹底を呼びかけています。