今年、福島県内で発生したSNSを使った投資やロマンス詐欺の被害額はおよそ7億円で、去年の同じ時期と比べて1600万円あまり増えていることがわかりました。

「SNS型投資・ロマンス詐欺」はSNSを使って嘘の投資話を持ちかけたり、恋愛感情を抱かせたりして金をだまし取るものです。県警察本部によりますと、今年7月末までに県内で発生した被害は62件、被害額はおよそ6億9500万円で、去年の同じ時期と比べて6件多く、1600万円あまり増えました。

被害者の年齢別の内訳は、最多が50代でおよそ4分の1を占めています。

県警は、SNSやアプリで知り合った相手からお金の話をされたらまず詐欺を疑い、警察に相談するよう呼びかけています。