脳卒中や心臓病など循環器病の予防啓発や患者の支援などを総合的に行う施設が4日、宜野湾市の琉球大学病院に開設しました。
琉球大学病院に開設したのは「おきなわ脳卒中・心臓病等総合支援センター」です。
脳卒中や心臓病などの循環器病は国内の死亡原因の第2位、介護が必要となる原因の第1位となっていて、センターは循環器病対策基本法に基づいて設置されました。
4日開かれた開所式で楠瀬賢也センター長は「脳卒中や心臓病と診断された方が気軽に相談できる窓口を目指し、沖縄の循環器病の課題を解決していきたい」とあいさつしました。
センターでは地域の病院やかかりつけ医と連携して患者や家族の相談に応じるなどの支援を行うほか、講習会を開くなどして予防や啓発にも取り組むということです。