大分県の最低賃金について、審議会は初の1000円を超える1035円とするよう大分労働局に答申しました。

現行954円の大分県の最低賃金の引き上げを審議する7回目の専門部会が、4日午後5時から行われました。

最低賃金をめぐっては、労働者側と使用者側の代表が7月中旬から審議を進め続けてきましたが、労使の折り合いがつがず、9月までもつれ込む異例の事態となっていました。

4日の審議会でようやく結論が出され、過去最大となる81円引き上げ、時給1035円への改正を大分労働局長に答申しました。新たな最低賃金の適用は来年1月1日から適用される予定です。