新米シーズンを迎え、「コシヒカリ」の収穫が本格化しています。水不足が心配されましたが、生育は上々だということです。
9月に入っても変わらない暑さが続き富山などで真夏日となった4日、富山市中沖の喜多千晶さんの田んぼでは、コシヒカリの収穫が始まり黄金色に実った稲穂を、コンバインで刈り取っていました。

ことし心配されたのが記録的な暑さの影響です。
株式会社トアルノウカ 喜多千晶代表
「雨不足で心配はしていたんですけど、この辺りはまだ用水で水がとれているような状態だったので、例年通りの収量はあるんじゃないかなと思いますね」

これからピークを迎えるコメの稲刈り作業。喜多さんによりますとことしの稲の生育状況は順調でコメの品質も上々だということですが懸念されるのが台風15号の影響です。

穂を付けた稲は重みがあり強い雨や風を受けるとすぐに倒れてしまうといいます。コンバインで拾い上げて刈ることはできるといいますが。

株式会社トアルノウカ 喜多千晶代表
「早めに刈ってあげないと、風も通らない状態になってしまいますし、コメがだんだん腐っていくような状態になってしまうので、なかなか厳しい状況になりますね」


喜多さんの田んぼでは今月いっぱいまで収穫作業を行う予定です。
株式会社トアルノウカ 喜多千晶代表
「いつも愛情をいっぱいこめて育てているので、炊飯器かけたときのにおいだったりおコメの光り方だったりそいうのを新米ならではの(良さを)楽しんでもらって、おいしく食事していただきたいなと思います」
