猛毒を持つ「ハブ」の生態を学ぶ講習会がうるま市の警察学校で開かれ、新人警察官が捕獲方法を学びました。

県警察学校は毎年講習会を実施していて、3日は初任科長期課程の47人が生態について理解を深めました。

県衛生環境研究所の寺田考紀さんが講師を務め、ハブの攻撃範囲が体長のおよそ半分の距離で、ジャンプしないことや頭から全長の3分の1のあたりを掴むと、暴れずに捕獲しやすいことなどを解説しました。



この後、新人警察官は毒の無いアカマタをハブに見立てた捕獲訓練に挑み、専用の器具を使ってニョロニョロと動き回るアカマタを捕獲するのに、四苦八苦していました。

▼警察学校生
「何事にも臆せず、チャレンジしたいと思います」

9月から11月にかけてはハブの活動が活発化する時期であり、新人警察官は真剣な様子でハブへの対処方法を学んでいました。