「本日をもって、節水要請を解除することと致します」

上越市の中川幹太市長が4日午前に会見を開き、深刻な水道水不足が解消したとして、上越市民に対して要請していた“節水”の呼び掛けを解除したと発表しました。

上越市は、新潟県営高田発電所の配管破断事故と今夏の雨不足が重なって水道水不足に陥ったため、7月15日以降、通常より最大40%の節水をするよう市民に対して要請していました。

高田発電所の仮設配管の工事が完了したことや、3日に降った大雨で上越の水がめ・正善寺ダムの貯水率が25.4%まで回復したことなどから、断水を回避できる見込みになったということです。

【上越市 中川幹太市長】
「皆様のご協力とご努力に対し、感謝を申し上げます」
「本当にありがとうございました」
節水要請にあわせて市内に設置されていた“給水スポット”は10日に閉鎖されます。
