関東の1都5県に線状降水帯が発生するおそれがあります。さらに、台風15号発生のおそれも出てきました。
突然、空気を切り裂くように轟く雷鳴。栃木県では大雨とともに雷も局所的に発生しました。
「ひさし」から滝のように流れ落ちる大雨。栃木県那須烏山市では午後3時ごろ、突然、激しい雨が降り始めました。撮影者は…
撮影者
「バケツをひっくり返したような雨でした」
報告
「先ほどまで晴れていましたが、突如、大粒の雨が降り始めました」
宇都宮市でも午後3時前、突然、前方の景色がかすむほどの大雨が降り出しました。
きょう(3日)は列島の広い範囲で大気の状態が不安定に。天気の急変が相次ぎました。
きょう、北陸や東北では秋雨前線の影響で、午前を中心に雨が降りました。新潟では床上浸水の被害も。
また、北日本から西日本では大気の状態が非常に不安定となっていて、関東地方できょうの夜にかけて線状降水帯が発生し、大雨による災害発生の危険も。
気象庁 気象監視・警報センター 長田栄治 予報官
「雨が強まる時間帯がちょうど夕方から夜の時間帯という、帰宅時間にも重なる可能性があります」
一方、東京都心は午前中から「猛暑日」に。これで今年は28日目となり、年間の過去最多をまたも更新しました。
東北から九州を中心に各地で猛烈な暑さが続いた日本列島。猛暑続きで農作物に異変が!
キャベツ農家 野菜屋総合サービス 小沼香恵さん
「1週間から10日前に植えたキャベツ畑ですが、緑がほとんどない」
雨が降らないため、せっかく畑に植えた苗が枯れた状態に。
キャベツ農家 野菜屋総合サービス 小沼香恵さん
「カリカリになっているところはダメかな。このまま雨が降らない状態のところが増えてきたりすると、値段が上がっちゃうような気がします」
“関東の水がめ”と呼ばれる利根川水系の水不足も深刻です。八ッ場ダムの貯水率は9月3日、15パーセントほどに低下。また、利根川上流にある9つのダムの合計貯水率はおよそ40パーセント。国土交通省は節水を呼びかけています。
さらに気になるのが、日本の南にある熱帯低気圧。今夜までに台風に変わる見込みで、いきなり、あす(4日)、九州に接近するおそれがあります。
“猛烈な暑さ”に“突然の大雨”。予測がつかないこの時期の天気に注意が必要です。
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