中国・北京で抗日戦争勝利80年を記念する大規模な軍事パレードが行われたことを受け、林官房長官は、「政府として関連動向を関心を持って注視をしている」とする一方で、中国側の狙いや意図についてはコメントを避けました。

およそ6年ぶりの開催となった中国の軍事パレードには習近平国家主席のほか、ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩総書記も出席し、新型戦闘機など100種類以上の兵器が登場しました。

林官房長官
「政府として関連動向を関心を持って注視をしてきておりますが、出席者や参加国、地域間の関係についてコメントする立場にはないと考えております」

中国・ロシア・北朝鮮のトップが一堂に会する異例のイベントとなりましたが、林官房長官は中国側の狙いや意図についてコメントは避け、中国との間で「建設的かつ安定的な関係を双方の努力で構築をしていく考え」だと強調しました。