厳しい残暑が続いています。猛暑日となった愛媛県松山市内の高校では、熱中症の予防を呼びかける校内放送が行われました。

(下川リポーター)
「午後2時の松山市内です。ムシムシとしていて、少し外に出るだけで汗が止まらなくなるような暑さです」

県内各地の最高気温は松山で35.7度、今治市大三島と大洲で35.1度と猛暑日となりました。

こうした中、松山南高校では、昼休みの時間に生徒が消防の職員と一緒に校内放送で熱中症予防を呼びかけました。

(保健委員3年・亀尾愛奈さん)
「熱中症を予防するために、私たちになにかできることはありますか?」

(松山市消防局救急課・諏訪左裕里さん)
「熱中症予防のポイントは水分、塩分の補給、暑さを避ける。日ごろからの健康管理の3つとなります」

松山市消防局によりますと、今年7月までの3か月間で、熱中症の疑いによる救急搬送は248件にのぼり、去年よりも49件増えています。

(松山南高校の生徒)
「家で勉強するときに電気代かかるとかで、エアコンつけないことがあったので、そこは気にせずにエアコンをつけて熱中症対策していきたい」

(亀尾愛奈さん)
「きょうの放送を聞いて、一つでも実践してやってもらえればいいと思っています」