これまで食べることができなかった焼いたり、蒸したりするメニューが北九州市の小学校給食に登場しました。
献立のテーマは、「南アフリカ」です。

「いただきます」

3日午後、北九州市八幡東区の八幡小学校では6年2組の児童24人と武内市長が給食を食べながら交流しました。

北九州市は夏休みの間に、およそ3億円をかけて市立126のすべての小学校にスチームコンベクションオーブンを設置。
このオーブンを導入することでこれまで食べることが出来なかった焼いたり、蒸したりするメニューを提供できるということです。
この日の献立のテーマは「南アフリカ」

メニューの一つとして提供されたのが、南アフリカの国民食「ペリペリチキン」です。
アフリカの唐辛子「ペリペリ」をイメージし、チリパウダーなどで味付けしたチキンにはちみつを加えて辛さを抑え、オーブンを使って焼き上げています。
児童は

「ちょっとピリ辛で美味しかったです。新しい食感ができたからうれしい」

「ペリペリでした。いつものチキンより美味しかったです。メニューが増えることは楽しみがもう一つ増えるからうれしい」
今後、グラタンやピザ、白身魚のポワレなど様々なメニューが提供されるということです。