長崎市出身のノンフィクション作家 高瀬毅さんが長崎原爆の「未解明」部を追跡した新刊を出版しました。

被爆2世でもある高瀬毅さん。「『ナガサキ』を生きる」は原爆投下までのアメリカ軍の行動を検証した本です。

小倉への投下を断念した理由や飛行ルートなどの未解明部を取材にもとづき追跡しており「量産可能なプルトニウム原爆」である長崎原爆が投下された経緯を追うことで2発目の原爆の意味を問い直す一冊となっています。

(高瀬さん)「選ばれたように最終的に長崎、しかも浦上という風になって言ったことを我々はどう考えるべきか?解明に向けて疑問点を提示した。」
原爆の謎に迫る「『ナガサキ』を生きる」は書店やインターネットで購入できます。