国内外の芸術大学の学生たちが、創作のヒントを得ようと、2日、砥部焼について学びました。

砥部焼について学んだのは、東京藝術大学や台北芸術大学など、国内外8つの大学でアートを学ぶ学生らおよそ30人です。

これは来月開催されるアートイベントに向けた国際交流プログラム「サマースクール」の一環で、愛媛に2週間滞在しながら現地調査と制作に取り組みます。

学生らは写真を撮ったり、砥部焼の作家から説明を聞いたりしながら作品作りのアイデアを得ている様子でした。

台北芸術大学 学生
「興味のある焼き物、織物、染物がすべて愛媛にある。(作品制作では)地元の窯元の人たちと協同できたらいいなと思っている。」

東京藝術大学 大学院生(今治市出身)
「知っている部分もあるし、話していてみんなが興味持っているところが、今まで自分が興味持っていなかったところだったりするので、新鮮なアイデアやコミュニケーションの方法が生まれてくるのではないかと思い、期待と希望を持っている」

3日は世界的建築家・丹下健三の建築物が多く残る今治市で現地調査を行う予定です。