富山市八尾町の伝統行事「おわら風の盆」が1日始まりました。提灯の灯りに照らされた坂の町に、哀愁を帯びた三味線の音色が響き渡り、特有の幻想的な雰囲気が漂っています。大きな笠をかぶった踊り手たちの優雅な舞いが、夜の闇の中で一層神秘的な光景を作り出しています。

落ち着いた雰囲気の中で伝統の踊りを披露

チューリップテレビの小西鼓子アナウンサーが諏訪町から中継で伝えたところによると、午後6時半頃から「おわら風の盆」の行事が始まりました。中継の10分ほど前には、踊り手の皆さんが目の前を通り、踊りを披露していました。

哀愁を帯びた三味線の音色と共に、待ち望んでいた行事が開催され、多くの人が集まっていました。日が落ちて提灯の明かりに照らされた町並みは、より一層幻想的な雰囲気に包まれていました。