北朝鮮の金正恩総書記が中国で行われる軍事パレードに出席するため、平壌を出発したと韓国メディアが報じました。3日の軍事パレードにはプーチン大統領も出席する予定で、3人が“そろい踏み”するとみられています。
中国で開かれた、上海協力機構の首脳会議。20を超える国の首脳の前で、習近平国家主席は、アメリカ・トランプ政権への対立軸を強く打ち出しました。

その直前には、インドのモディ首相を交え、ロシアのプーチン大統領と笑顔で話す場面も。肩を並べて、記念撮影に臨む姿も見られました。

習近平国家主席
「(上海協力機構の)国際的な影響力は日増しに高まっている」
「(上海協力機構は)冷戦思考や陣営の対立、いじめに反対する」
その中国では、3日に北京で、日本との戦争に勝利して80年を記念する軍事パレードが行われます。
注目は“北”からの訪問客。韓国メディアによりますと、北朝鮮の金正恩総書記がこのパレードに出席するため、1日午後、平壌から専用列車に乗って出発したということです。

金総書記の訪中は約6年ぶりのこと。2日に北京につくとみられ、通過点である中国・丹東では、厳戒態勢が敷かれていました。

記者
「今朝になって目隠しのようなバリケードが設置されました」
今回の訪中は、習主席の招待を受けたもので、パレードにはプーチン大統領とともに出席する予定です。