公共の場所に設置され、誰でも自由に演奏できるストリートピアノ。山口県山口市のピアニスト、神木涼さんが欧州ストリートピアノの旅に挑戦しようとしています。
神木涼さん、31歳。ピアノを少しでも多くの人に親しんでもらおうと、積極的に演奏活動を行っています。
ピアニスト 神木涼さん
「フランスとイタリアにですね、ストリートピアノの旅に行こうと思っています。やっぱり1番は現地の人と音楽で、ピアノの演奏で交流っていうこと、音を通じて交流するっていうのがすごい楽しみで」
9月7日から3週間、ストリートピアノを弾きながら巡る予定です。
ピアニスト 神木涼さん
「11年前にパリに行ったことがありまして、駅とか空港とか、あと路上にもピアノが置いてあって、勝手にピアノ弾き出して、1人が弾き始めたら、いろんな人がそこに集まって一緒に歌を歌ったりとかして、なんて素敵な空間なんだと思って」
2014年、パリで初めてストリートピアノに出会い、衝撃を受けた神木さん。帰国後、県内にも設置したいと知り合いに相談します。そして実現したのが、新山口駅のストリートピアノです。
神木さんは、最初の演奏者として記念セレモニーに呼ばれ、演奏を披露しました。その後も、県内各地のストリートピアノのイベントに積極的に参加しています。
現地で集まった人々のリクエストに応えるなど、交流をしながら演奏する様子をInstagramでライブ配信したいと考えています。帰国後は、フランスやイタリアで撮影した街中や、ストリートピアノの映像を使った演奏会を開く予定です。