9月1日の防災の日を前に、愛知県田原市で南海トラフ巨大地震を想定した大規模な訓練が行われました。

参加したのは、愛知県や警察、消防など約2000人。南海トラフ巨大地震が発生して「震度7」を観測した想定です。
崩れた建物に取り残された人を救助したほか、ケガの程度に応じて治療の優先度を判断する「トリアージ」を行いました。


今回の訓練には大きなテーマが。
(愛知県災害対策課 森年彦担当課長)
「渥美半島の地域特性から、津波などによって道路の寸断などがあると、孤立地域発生のリスクが高まる」
去年の能登半島地震では道路の寸断で集落の孤立が多発し、「半島」が抱える地理的な防災の課題が浮き彫りに。