“世界初”のスタジアム サポーターは

30日、大勢のサポーターを前にしてユナイテッドの運営会社の鈴木勇人社長は、新スタジアムのコンセプトを発表しました。特徴的な屋根に使われているのは、県産の木材。木材を使うことで、夏は日差しを遮り冬は風を遮断する効果を期待できるということです。また、冬に蓄えた雪を夏に冷房として活用するというエネルギー「循環型」のスタジアムを掲げています。

提供・福島ユナイテッドFC(CG製作・LITdesign)

この新スタジアムの発表について、サポーターに感想を聞きました。

コールリーダー・佐藤祥樹さん「スタジアムって色んな街でできてますけど、他の街と一緒じゃなくて福島の街に必要なものだったり、福島から発信することに必要なスタジアムになってほしいなと思うのでとりあえず楽しみです」

会津若松市のサポーター・小沼州立さん「率直な感想だとデザインはすばらしいですよね。できれば駅周辺とかの方がみなさん来やすいかなと思うんですけどね」

ユナイテッドによりますと、スタジアムの具体的な設置場所や時期は現時点では未定ということです。地域の資源を生かし、環境への配慮も取り入れた新スタジアムのコンセプト。ただ、場所の選定や建設費用などクリアしなければならない課題は山積しています。構想通りのスタジアムを実現できるのか。今後も注目が集まります。