NBAで活躍したスターが凱旋です。香川県三木町出身、渡邊雄太選手を擁するB1リーグの千葉ジェッツが、B3の香川ファイブアローズとプレシーズンゲームを戦いました。

(坂本良太郎記者)
「試合開始まで3時間以上ありますが、会場周辺にはすでに長蛇の列ができています。一般発売のチケットはわずか2分で売り切れたということです」

(ブースター)「5時から並んでいます」
(応援選手は)「渡邊選手」
(応援チームは)「ファイブアローズ」
(ブースター)「渡邊さんが帰って来るので応援していたので、ファイブアローズも見ていたので一緒に戦ってほしいなって」

スターの凱旋を一目見ようと、香川のホーム戦最多となる6699人が駆けつけました。リーグの枠を越えて戦う、プレシーズンゲームです。第1クォーターで早速、渡邉選手が魅せます。ダンクでこの試合、自身初得点を決めると、その後も得意の3ポイントを連続で成功させ、会場を盛り上げます。16対17で迎えた第2クォーター。この夏、ディフェンス力強化を課題に練習を重ねてきたファイブアローズは、B1の強豪相手に32対28と逆転。一方、渡邊選手は両チーム最多の25点をあげるも、点差を縮めることはできず。ファイブアローズが70対57で格上との戦いを制しました。

(渡邊雄太選手)
「香川県でバスケットが盛り上がるのはうれしい事なので、今日を機会にバスケットボールの熱が香川で増していくことを期待しています」

高校卒業以来となるふるさと香川での試合に、多くのファンが声援を贈りました。