長崎県や佐世保市が東彼・川棚町で建設を進めている石木ダムの建設予定地を31日、大石知事らが視察しました。

視察を行ったのは、大石知事と佐世保市の宮島市長、地元・川棚町の波戸町長の3人です。

3人は、長崎県石木ダム建設事務所の職員から、およそ1時間にわたりダム本体工事の進捗状況などについて説明を受けました。

ダムの建設予定地には、今も事業に反対する13世帯の住民が暮らしていて、長崎県は、住民らから提示されたダム建設の技術的な疑問点に関する説明会を今年4月から開いています。反対住民らは、説明会への知事の出席を求めています。

大石知事は記者団に対し、「石木ダムは県民の安全安心を守る上でも必要なものだと思っている。完成に向けて理解を頂けるよう説明会でお伝えしたい」と、次回の説明会には出席する意向を示しました。
31日の視察にあわせて、長崎県は、反対住民らに面会を要望しましたが住民らは応じなかったということです














