方向転換でバランス崩し転落、救命胴衣は…

男性はSUP歴3年、今年は5回目ですが、帰るため方向転換を試みた際にバランスを崩し、海に転落したということです。

膨張式救命胴衣を着用していましたが、転落の際に気が動転し、うまく膨らませられなかった可能性があり、海上で体勢を維持することに精一杯で防水パックに入れていた携帯電話も使用できなかったと話しています。

事故当時の現場は晴れで、北西の風2メートル、波うねりはなく、視程は良好でした。

伏木海上保安部は、海上で作業する場合は固形タイプの救命胴衣が望ましいとするほか、連絡手段を確保し、できれば複数人での活動を心がけてほしいと呼びかけています。