気象台によりますと、桜島の南岳山頂火口で30日午後1時に噴火が発生し、その後も継続していましたが、およそ1時間後の午後2時半すぎに噴火は停止しました。
噴煙は火口から最大で2400メートルの高さまで上がりました。灰は火口から北西の鹿児島市吉野方向に流されています。
30日午後8時までやや多量の降灰が桜島で、少量の降灰が鹿児島市北部、姶良市、霧島市、日置市、いちき串木野市、薩摩川内市、さつま町、伊佐市で予想されています。
桜島は噴火警戒レベル3の「入山規制」が継続中で、気象台は、火口から概ね2キロの範囲で大きな噴石と火砕流に警戒するよう呼びがけています。














