JR仙台駅西口の旧さくら野百貨店仙台店の建物の解体が、2025年度中にも始まることが分かりました。解体工事には1年から2年かかる見込みです。

JR仙台駅西口の旧さくら野百貨店仙台店は、2017年2月に自己破産して営業を終了しました。

2020年3月には、大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の運営会社=パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが、土地と建物の8割を所有する東京都内の会社2社から全ての株を取得する契約を結び、再開発に名乗りを上げました。

ただ、解体工事が行われず、駅前の一等地に現在も建物が残ったままとなっています。

関係者によりますと、解体業者の選定にめどがつき、2025年度中にも建物の解体が始まるということです。

解体工事には、1年から2年かかる見込みです。

2020年の段階では、オフィスやホテル、商業施設が入る複合ビルが計画されていましたが、コロナ禍で白紙となり、跡地に何を建設するかなどは決まっていないということです。

tbcの取材に対しパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、「解体に関しては事実だが、事業進捗の内容については回答を控える」としています。