在宅捜査を口実にSNSアプリへ誘導
女性が金沢まで行けないと答えると、「在宅で詳しい話を聞くことができます」と言われ、携帯電話での連絡を指示されました。
通信アプリ「Messenger」をダウンロードするよう指示され、「新井」というアカウントから友人申請がきたため登録しました。

新井を名乗る人物は「刑事をしています。偽物のキャッシュカードを他人に売りましたね」「あなたの口座を凍結して調査する」「今回の犯罪に使われていないインターネットバンキングを開設して、その口座に所有しているお金をまとめてください」などと指示。女性はインターネットバンキングの口座を開設し、自分名義の複数の口座から新たな口座へ現金を振り込みました。

さらに「口座にまとめたお金を暗号資産に変換することで、犯罪のお金の流れがわかります」と言われた女性は、6月27日から30日までの間に3回にわたり、合計2012万1742円分の暗号資産を購入し、指定されたアドレスへ送金しました。














