今年の初めにかけて発生が相次いだ鳥インフルエンザの影響で、「物価の優等生」といわれるたまご価格が前の年に比べ、10か月連続で値上がりです。
JA全農たまごによりますと、今月の「たまごMサイズ」の1キロあたりの卸売平均価格は、きょう時点で前の年の同じ月と比べ93円上がり、310円となりました。10か月連続の値上がりです。
農林水産省は背景について、去年の秋から今年の初めに発生が相次いだ鳥インフルエンザにより多くのニワトリが殺処分されたことで、たまごの供給が減ったと説明しています。
今年5月と6月は340円と、「エッグショック」と呼ばれた2023年の350円に迫る平均価格をつけましたが、農家の生産回復もあって徐々に値下がりしているということです。
ただ、今後は秋の風物詩「月見商戦」に加えて、例年、冬場はおでんやクリスマスケーキなどでたまごの需要が高まります。
秋頃から鳥インフルエンザの本格的なシーズンを迎えるにあたり、今後も価格の高止まりが続く可能性もありそうです。
注目の記事
【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台

富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 専門家が指摘する準備と対策

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

ラオスで広がる日本人“児童買春ツアー”の闇 授業の合間に呼び出され…性的搾取される少女たち
