長野県内の7月の有効求人倍率は1.28倍で、4か月ぶりに上昇に転じました。
長野労働局によりますと、7月の有効求人倍率は前の月を0.02ポイント上回る1.28倍で、4か月ぶりに前の月を上回りました。

上昇の要因として、「卸売業・小売業」で、10月にオープンを控える大型ショッピングモールで複数の求人が出たことなどから、2か月連続で去年の同じ月を上回りました。
また「電気機械器具製造業」で新工場設立のため増員・補充するなどの動きもあり、去年の同じ月を10.3%上回りました。

労働局は、雇用情勢について「堅調に推移している。ただし、物価上昇などが雇用に与える影響を注視する必要がある」との判断を27か月連続で据え置きました。














