広島県では27日(水)の夕方、広範囲に活発な雷雲が流れ込み、激しい雷雨になりました。その後雨上がりには、綺麗な虹を見ることができた方も多かったのではないでしょうか。一般的に、夕方に見られる虹は、天気が回復するサインといわれています。

虹は、太陽光が雨滴(雨粒)によって数多くの色の光に分離されることでできます。つまり、太陽の反対の方向に虹が出ることになります。夕方は、太陽が西の空に位置するため、雨がやんで日が差すと、東側に虹が出ます。雨雲は、通常西風に乗って東側に移動するため、夕方に虹が出るということは基本的に天気が回復する、晴れてくるサインということになります。