旬の果物が盗まれる事件が後を絶ちません。まるでプロの仕業のような手口もあれば、「素人」のようにもぎ取られた被害もあります。
いったい誰が、いつ、どんな風に犯行に及んでいるのか。
果物の生産が盛んな地域では、行政と警察、JAが連携して対策強化に乗り出しました。
6200個のナシが消えた

福岡県うきは市でナシやコメを栽培している佐々木浩喜さん(54)。
今年7月、およそ6200個のナシが盗まれる被害に遭いました。

エイティーファーム 佐々木浩喜さん
「ここ盗られたナシ、100本くらいあって62本盗られている。大体1本の木に100個くらいできる。何も実が落ちていなくて上がない、本当にプロだよ、俺たちでも見落とすのに見落としもないくらいきれいにとっているから昼間しか無理と思う」
「土地勘がないと分からない、よほど下見したか」

ナシ農園は細い坂道を上った先にあります。
これだけの数を運び出すのは難しいといいます。

エイティーファーム 佐々木浩喜さん
「ここは車では入れないから専用の運搬車、それも4輪駆動じゃないと登り切れない。土地勘がないとわからんと思うけどね、それかよっぽど下見してきたのか」
 
   
  













