暑さにも負けず、環境にも優しい。そんなコメ作りを目指して 新潟県長岡市の米菓メーカーと新潟県農業大学校が連携して栽培したコメが収穫の時期を迎えました。今年の出来は?

新潟市 西蒲区にある県農業大学校の学生が収穫したのは、

暑さに強く収量が多いことで知られる「ゆきん子舞(こまい)」です。

米菓メーカーの岩塚製菓と県農業大学校が連携し環境に配慮しながら、いかに多くのコメを収穫できるかという実証実験を行っていて今年で2年目。

肥料の半分は化学肥料ではなく有機肥料のニワトリのふんを使用、肥料をまく時期を調整し、有機肥料を有効活用できるようなコメ作りを行っています。

去年は肥料の量が足りず、目標の収穫量に届かなかったことから今年は肥料を増やしたということです。
【県農業大学校2年 沼尾美羽さん】「今年は去年より生育がいいし、慣行栽培に比べても少し穂数が多いのでうまくいったのではないかと思います」

【岩塚製菓 高橋和弘 購買部長】「農業の未来を支えていく学生たちと何かしらの取り組みを作って応援することで、今後の安定的な調達に繋げていけたらいいなと」

収穫したコメは岩塚製菓が買い取り米菓の原料になるということです。