収穫間近の「農作物」を守ろうと実証実験も

家庭菜園での被害。
トウモロコシやメロンの食害だけではなく、侵入防止のネットやパイプなど、農作物を守る資材も壊れるため、被害額はさらに増えます。

収穫間近の農作物を守ろうと、弘前市は新たな対策の導入に向けて、このような実証実験を行いました。

岩木山麓のブランドトウモロコシ「嶽きみ」を栽培している場所です。8月、ここでドローンを飛ばし、2時間かけて上空からクマがいないか確認しました。


この時はクマの姿は見当たらなかったものの食害の跡が見つかりました。市は、調査結果を検証し、活用を検討することにしています。

弘前市では26日も小学校近くのサツマイモ畑にいるクマが目撃されています。人々の生活の場に入り込むクマによる被害拡大に、住民の不安は募る一方です。