岡谷市の長地小学校の爆破を予告する文書が見つかり、学校は27日の午後、子どもたちを下校させ、臨時休校にしました。
岡谷市教育委員会によりますと、23日の午前6時ごろ、長地小学校の近隣地域を散歩していた住民が、民家の玄関先に不審な紙が置かれているのを見つけ、警察に通報しました。
紙には、「8月27日午後に長地小学校を爆破する」と書かれていて、警察が調べたところ、周辺のエリアで同じ文書が数十枚見つかったということです。
これを受けて市の教育委員会では、27日の朝には集団登校を行った上で、授業を2時間目までで切り上げ、早めの給食を取った後、正午におよそ500人の児童を下校させ、午後は臨時休校とする措置を取りました。
また、放課後の居場所づくりとして開設されている「おさっちあ」と「学童クラブ」も休止しました。

岡谷警察署が威力業務妨害の疑いで調べているほか、爆破予告があった27日の午後には、警察官や市の職員などが学校で待機するとしていて、教育委員会では、28日の授業については、27日の夜までに判断するとしています。