福岡市で新たに2人が「はしか」に感染したことが分かりました。

県内のはしかの感染者は、去年1人でしたが、今年はこれまでに10人に上っています。

福岡県によりますと、糟屋郡の30代の女性は3日前に発熱や倦怠感を訴え、医療機関を受診。検査の結果、はしかの感染が判明しました。

また、古賀市の40代の男性は2日前、発熱や発疹の症状が出たため遺伝子検査を行ったところ、はしかの感染が確認されました。

2人は別のはしか患者が利用した施設を訪れ、健康観察の対象となっていました。

県内のはしかの感染者は、去年は1人でしたが、今年はこれまでに10人に上っています。

はしかウイルスは感染力が極めて強く、高熱などが出る場合があります。

手洗いやマスクだけでは予防できないため、県は予防接種を受けるよう呼びかけています。