「美食」と「観光」を掛け合わせた取り組みです。「通過型観光」が課題となっている岡山の魅力を発信するイベントがきのう(26日)、岡山後楽園で開かれました。

その土地ならではの文化や歴史から生まれた「食」を楽しむ旅、「ガストロノミーツーリズム」。その手法を取り入れたイベントが幻想庭園が開催されている岡山後楽園で行われました。食を通して地域の歴史や文化を知ってもらうことで「通過型」ではなく「滞在型」の観光を推進していきたいと岡山商工会議所が企画したもので参加者は、岡山の茶の歴史を学びながら地元の食材をふんだんに使用した料理と地酒を楽しみました。

(参加者)
「控え目な岡山のPRでなく、全面的に食文化を出せば、もっと海外と言わず国内の方々がいらっしゃるんじゃないかな」
(岡山ブランド委員会 千原行喜委員長)
「インバウンドの方たちに岡山の魅力を強力に発信していきたいと、観光の目玉の一つにしていきたいと思います」

岡山商工会議所は、今後も地域の魅力の向上に力を入れていきたいとしています。