県内のJAグループで今年最初の新米の品質検査が26日、大崎市で行われました。今年は猛暑による高温障害が懸念されていましたが、検査の結果、最高品質の「一等米」と判定されました。

大崎市三本木にあるJAの検査場では今月18日から20日にかけ収穫されたコシヒカリ系の極早生品種「五百川(ごひゃくがわ)」、5760キロの新米品質検査が行われました。JA古川の検査員が玄米の水分量を計ったり、粒の形やつや、白く濁っていないかなどを調べたりしました。

今年は猛暑続きで、水不足や高温障害による品質の低下が懸念されましたが、検査の結果、すべて一等米と判定されました。

JA古川・齋藤俊之検査員:「きょう検査した五百川は高温障害も特に見られず、粒の張りもよくつやのある良いコメだった。」
五百川の生産者・齊藤作郎さん:「よくここまで持ちこたえて良いコメができたなという感じ。粘りが強く甘みがあってとてもおいしいコメなので皆さんに新米を味わってもらいたい。」

26日に検査した新米の「五百川」は来月上旬には県内のスーパーで販売される予定です。














