きょうの債券市場で長期金利の代表的な指標である10年物の国債利回りは一時1.620%まで上昇しました。およそ17年ぶりの水準です。

トランプ大統領がアメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のクック理事を解任すると発表したことなどを背景に、アメリカの長期金利が上昇。

この流れが波及したことなどから日本国債も売られ、長期金利が上昇しました。

長期金利の上昇は住宅ローンの固定金利などに影響するほか、企業が資金を借り入れる際の利息の増加にもつながります。