67年前、世界初の即席ラーメン「チキンラーメン」が発売されたことから8月25日は「即席ラーメン記念日」とも言われています。広がる即席麺の世界を見ていきます。

近年売り上げを伸ばす「袋麺」 日本全国で約1000種類

山形純菜キャスター:
日本即席食品工業協会の調べによると、最初に作られたのは袋麺で、カップ麺が徐々に追い上げてきて、1989年に逆転しました。

生産量の推移は、その後もカップ麺が右肩上がりで2024年度には39.4億食、袋麺は18.9億食となっています。

そんな袋麺は、近年、売り上げを伸ばしているということで、国内外1万種類の袋麺を食べたインスタント麺ハンターの大和一朗さんに、その魅力を聞きました。

カップ麺に比べて袋麺の食感は、小麦粉が多く含まれていて、もちもち感が強いそう。

バリエーションも豊富で、市場に参入しやすく、日本全国で約1000種類もあるということです。

熱の入り方については、沸騰したお湯の中に麺を入れることで、お湯の対流で均等に熱が入って、それも美味しさの一つだということです。

そして、袋麺は具材がなくシンプルなので、アレンジが自在だと話していました。