新型コロナの福岡県の感染状況について、服部知事は第7波と比べると緩やかなペースで感染が広がっているとの認識を示しました。インフルエンザとの同時流行も懸念される中、県は医療体制を強化する方針です。
◆「第8波のただ中とは言えないのでは」
服部知事「感染拡大のペースは第7波と比べますと、だいたい5分の1くらいのペース。今の段階で本県が第8波のただ中にあるとまでは言えないのではないか」
福岡県の服部知事は24日の会見で、新型コロナの感染者数について緩やかなペースで上昇を続けているとの認識を示しました。23日時点で、病床使用率は29.4%で、オミクロン株に対応した新たな「コロナ警報」の発動基準である30%に迫っています。
服部知事は警報を出しても行動制限などは求めず、基本的な感染対策の徹底を呼びかけていくことにしています。
◆154億円余りの補正予算案
また、福岡県は新型コロナとインフルエンザの同時流行に備えて、医療提供体制を強化するため一般会計の総額で154億円余りの補正予算案を12月議会に提案します。補正予算案では、同時流行に備えてオンライン診療センターを開設する費用として約11億7000万円、発熱外来の混雑状況をスマートフォンなどで確認できるシステムの構築に428万円余りを計上しています。
◆自宅療養者に対応「オンライン診療センター」
このうち、オンライン診療センターは重症化リスクの高い人が発熱外来を受診できるよう、自宅で療養している人を医師がオンラインで診察し薬を処方するものです。「福岡コロナ特別警報」が出た場合に設置され、新型コロナの場合1日700人、インフルエンザの場合は1日500人の自宅療養者に対応していく方針です。
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