宮城県内一のナシの産地、蔵王町では選果場で25日からナシの出荷作業が始まりました。

蔵王町にあるナシの選果場では、農家やJAの関係者らおよそ60人が集まって収穫の安全を祈願しました。選果場にはけさ収穫されたばかりの「幸水」およそ2トンが運び込まれ、糖度を測定する光センサーを通した後、大きさごとに箱詰めされていきました。JAみやぎ仙南によると、今年は夏の高温と雨が少なかったことから小ぶりのサイズが多いものの、みずみずしくて甘いナシになっているということです。

JAみやぎ仙南蔵王地区ナシ部会 鈴木好和部会長:
「糖度のほうは十分にのっていますし、美味しいナシが出来上がった。今年のナシも美味しかったなと思っていただけたら幸いです」

蔵王町はおよそ60軒の農家がナシを栽培する県内一の産地で、今年は町内でおよそ1000トンの出荷を見込んでいます。ナシの出荷作業は10月まで続き仙台や石巻などに届けられます。














