思い出深い人形やぬいぐるみに感謝し供養する催しが24日、宮城県柴田町で開かれ参列者が一緒に遊んできたぬいぐるみなどに別れを告げました。

この人形供養祭は、捨てるのは忍びない人形やぬいぐるみを供養しようと柴田町の葬儀場「やすらぎホールしばた」が毎年開いているものです。祭壇には柴田町や周辺の町から寄せられた、思い出が詰まった人形やぬいぐるみなどおよそ1200点が供えられました。24日は住職の読経の後、参列した子どもが別れの言葉を述べました。

参列した子ども:
「お人形さん、うれしい時も寂しい時も、いつも優しく遊んでくれてありがとう」
そして、火を灯したろうそくを水槽の水に浮かべて感謝の気持ちを込めて手を合わせていました。

参列した人:
「娘たちが小さい時から飾ってあったので、長い間ありがとうという感謝の気持ち」
供養した人形やぬいぐるみは、希望者に引き取ってもらうか、お焚き上げされるということです。