松坂屋上野店の食品セールには在庫一掃の半額商品が登場。お中元ギフトのコーヒーやジュースが爆売れ!さらに、0円に値下げしてまで売り切る、話題のジモティースポットも。
■物価高に負けない!この時期ならではの“得する買い物術”とは?
値上げの夏。少しでもお得に買い物するため、どんな工夫をしているのか。街のみなさんの“得する買い物術”を調査しました。
まずは、習い事の帰りだという親子。
40代女性
「スーパーでは(よる)7時とか8時とか遅い時間になると、どんどん割引きになるので」
実践しているのは、スーパーでの買い物術。閉店間際のタイムセールです。
40代女性
「お刺身とかお魚とか、半額になると買っちゃえ買っちゃえみたいな」
一方、節約して旅行の費用に充てたいという女性は…
30代女性
「セールがたくさんやってるので、そういうときを狙って、洋服とか食器とか」
この時期ならではの買い物術が、デパートなどの「夏のセール」。
洋服だけでなく、食料品のセールを行っているのが、松坂屋上野店の「食品大特価市」です。(8月25日まで)
女性
「デパート用のちょっと良い品とか、そういうものを狙おうかなと」
お客さんに大好評なのは、お中元用のギフトセット。
16本入りのジュースは約半額。そして、8月に値上げしたメーカーのコーヒーは6割引に。お中元の時期が終わった今だからこそできる、在庫一掃セールなんです。
さらに、2025年はギフト用の商品だけではなく…
催事担当 山田隆之さん
「生活に密着した幅広い商品をお安く販売しております」
オホーツク海産「生秋鮭切り身」は1kg 2160円。数えてみると、15切れも入っていました。
海産物の価格が値上がりする中、紅ズワイガニの缶詰「紅ずわいかにフレーク」は半額の299円、スティックタイプの「明太子スティック」は10本入り680円と約3割引きで登場。
メーカーが抱える余剰在庫のため「売り切りたい!」という価格設定なんだそう。
さらに、お得な買い方が「まとめ買い」。
“たまごかけご飯”風味の「卵かけごはんふりかけ 129円」は、まとめ買いすると1袋あたり21円お得に。
こちらの女性は「朝と晩のみそ汁が欠かせない」ということで、大容量の出汁昆布を購入。その数なんと7袋。
女性
「約半年分、まとめ買いしています」
そして、横浜から来た女性が購入したのは、50袋入り1296円の「業務用たまねぎスープ」。1杯あたり約26円です。
女性
「アレンジもします。キャベツとかベーコンとかタマネギとかニンジンとか入れたスープに、これをベースに味付けする」
ちなみに、この女性の今日1番の掘り出しものは、“ハチミツの女王”と称される希少な「純粋アカシアはちみつ 450g 2069円」。皮をむいたレモンに1日漬けて、炭酸で割って飲むんだそう。
そんなお得だらけの会場で、常連客を発見。
女性
「今回で4回目くらいかな」
この日のターゲットは、コスパ最強の梅干し。
最初に目をつけたのは、400g 2160円。これはスルーです。
女性
「これ(カート)見ててくれる?梅干しちょっと見てくる」
娘さんにカートを預け、再び出陣。そして、3軒目でついに…
女性
「訳あり(品)ですよね。形がつぶれていたりとかしているんですけど、家で食べるものなので」
   
紀州南高梅の「つぶれ梅 しそ漬け」を1kg 2376円でゲット。その後も、お買い物を楽しんでいました。
女性
「ちょっと今回は買いすぎたかな」
ということで、お客さん51人にいくら使ったかを聞いてみると、平均で6318円でした。
■“最終的に無料”に 驚異的な安さを誇る「ジモティースポット」
食品以外での“お得な買い物術”を探していると、驚異的な安さを誇るお店を発見。それが「ジモティースポット」です。
中古品の「売ります・あげます」情報などを掲載するサービス「ジモティー」の実店舗で、その数は全国に22店舗。この1年で約3倍にも拡大しました。
男性
「値段でいうと全然安いですし、実際見られて、動作確認もできる」
コードレス掃除機は新品だと1万7000円ほどですが…
男性
「実際中古で買うと2500円くらいなので、状態見て、割といいので買おうかな」
他には、500円のたこ焼き器や、ブランドモノのパンプスは300円。
こちらの女性の探しものは…
女性
「これだと思います。新品で買うと5000円近くするので」
娘さんが洗面所で使うための踏み台を1000円でゲット。
女性
「長女のときは第一子なので、なんでも新品でそろえてあげたかったんですけど、2人目はかわいそうですけど、リユースでもいいかなと思っています」
設置してみると、娘さんにぴったりの高さ。早速、使いこなしているようですね。
成長とともに、すぐに使わなくなってしまうベビー用品は「中古でお得に」という人が多いようで、こちらの女性もおもちゃコーナーを探索中。なんと、5人のお孫さんをもつおばあちゃんです。
女性
「最初は新品を買っていたんですけど、すぐ飽きちゃって遊ばなくなっちゃって」
この日選んだのは、絵本3冊。そのお値段は?
女性
「全部100円です」
合計で300円。キリンの絵本は、お気に入りの1冊になったそう。
実はこのジモティースポットは自治体と連携していて、粗大ゴミを減らすことも目的のひとつ。まだ使えるものを次の人へ。こんな工夫も…
スタッフ
「だいたい1週間とか10日くらい経ってもあまり動きがないものを下げていきます」
値下げしてでも売りきるんです。どこまで下がるのかというと…
Nスタ
「これなんと0円です」
最終的には、無料に。
女性
「『0円なので持って帰ってね』という意味なんだと思って、ちょっとビックリした」
初来店のお客さんからは驚きの声が。
そして、宝探し気分で歩き回っていると、気になるものを見つけたようです。それが、使用感のまったくない和食器のセット。元々は2000円のものですが…
女性
「お!500円だよ、買ってこ!」
気にいったものを即買いするお客さんもいれば…
女性
「ちょっと待ってみて、値段が下がるのをここまでって自分で決めておいて、それで値段が下がったときに買う」
狙った商品が値下がりするのを待つお客さんも。
この「窓付きの魚焼きロースター 800円」。希望価格は?
女性
「今800円。切りよく500円」
■イオンモールを歩くだけ!「歩いて貯めるポイ活」
続いての“得する買い物術”は、埼玉県越谷市にあるイオンレイクタウン。
Nスタ
「すたすた歩かれている方がいます」
声をかけてみると…
Nスタ
「今、何をされているんですか?」
女性
「ウォーキングです」
しかも、あるアプリを使用中とのこと。スマホの画面には「あたり」「はずれ」と書かれた文字が。これは一体?
女性
「歩数が貯まると、くじを引いてポイントが貯まったりする。そういう楽しみもあります」
女性が使っていたのは「イオンモールアプリ」。実は「ウォーキング機能」があり、モール内を1000歩歩くと、WAONポイントが当たる抽選に参加することができるんです。
こちらの女性はちょうど今、1000歩達成。くじを引いてみると…
Nスタ
「今、当たったんですか?」
女性
「当たったんですね」
1ポイント、ゲット。
ここ、イオンモールで出来る“得する買い物術”は「歩いて貯めるポイ活」。ショッピング中はもちろん…
営業統括部 マーケティング部 竹田忍 部長
「全国のイオンモールにウォーキングコースがあります。階段を使ってのクライミングウォーキングですとか、お得も感じていただきながら楽しめるコースになっています」
それスタ班が歩いてみると、約10分でくじが引ける歩数の1000歩を達成。ポイントゲットなるか。
Nスタ
「はずれました」
実は、絶対にはずさない裏ワザがあるんだそう。それが…
女性
「毎月20日と30日に、はずれなしで5ポイントつくんです。だからそのときにまとめて」
   
こちらの女性、その日のためにくじを13回分も貯めていました。
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