女子駅伝日本一を決める「クイーンズ駅伝(第42回全日本実業団対抗女子駅伝)」が27日に宮城県で開催される。女子1500mの日本記録保持者で実業団駅伝のデビュー戦となる田中希実(23・豊田自動織機)が24日、レースの舞台である仙台に到着し本番への意気込みなどを語った。
これまで全国都道府県対抗女子駅伝には出場を続けてきたが、チームでの駅伝は全国高校駅伝以来。実業団の一員として走るのは今大会が初となり「不安しかないですね」と口にした田中は、「ロードを意識した練習はしてきましたが、これまで意識した練習を入れてもちゃんと走れたことがないかなと(笑)。駅伝前だと練習自体があまり感触がよくないので、トラック前以上に不安ですね」と気持ちを吐露。
高校駅伝から1区を走ることが多く「1区は経験豊富な方だと思うんですけど、今回は今まで駅伝で走ってきたどの区間よりも距離的に多くなるんじゃないかなと思うので、そこは緊張感はあります」とした。
今年の4月に入社した田中は「世界陸上とかオリンピックのときもチームのみんなからメッセージを頂いたりしたので、チームにその恩返しをしたいなという気持ちは大きいです」と共に走るメンバーへの思いを語った。さらに甘い物を持参することもある田中は「今回は持ってきてないですが、仙台は牛タンが美味しいので、それは楽しみにしてます」と仙台での“ご褒美”候補を明かした。
一方、前日の23日には、ここ6年で3度の優勝を誇り今大会も優勝候補のJP日本郵政グループのメンバーが仙台入り。5000mの日本記録保持者でチームを引っ張る廣中璃梨佳(22)は、これまで激しく争ってきた田中の出場に「刺激をいただいている存在で背中を追いたくなる選手」と明かし、「今回違うチームを背負って走るので、それを楽しみに変えたいと思います」と意気込んだ。
レースは昨年の上位8チームと、10月23日に行われたプリンセス駅伝優勝のパナソニックら上位16チームの計24チームで争われ、宮城県松島町をスタートし、弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)をゴールとする6区間42.195kmで行われる。
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