福岡県が県道工事の土地について地権者から当初の提示価格のおよそ5倍で買収した問題です。
服部知事は過去5年分にわたって同様の事例がなかったか調査する考えを明らかにしました。

この問題は、福岡県赤村の山林について県がバイパス工事の用地として地権者から買収した際、当初の提示価格の5倍の金額を支払っていたものです。

福岡県服部誠太郎知事
「信頼性を損ないかねない重大な問題であると受け止めています」
服部知事は22日、改めてこのように述べ、過去5年分にわたって同様の事例がなかったか調査する考えを明らかにしました。
また、県が今後、土地の買収にあたって特別な加算を行う場合は、県土整備事務所だけで進めず本庁と協議して価格を算定するということです。