児童の夏休み期間を利用して初めて開かれました。
仙台市内の小学校で作業療法士から子どもの発達支援について学ぶ研修会が開かれ参加した教員が子どもとの関わり方について理解を深めました。

研修会が開かれたのは、仙台市立上杉山通小学校で、教員約50人が参加しました。

発達障害などの子どものリハビリを行っている作業療法士の佐々木寛子さんが、呼吸や触覚が情緒の安定に影響していることなど、子どもの落ち着きのなさや癇癪(かんしゃく)が起こる背景について伝えました。

作業療法士 佐々木寛子さん:
「目を閉じて触られる準備をしてください。そして、嫌な部分を一撃してみてください」

作業療法士 佐々木寛子さん:
「嫌なところを触られた時に人は嫌だと感じます。それが触覚過敏の子どもはずっとある感じ」

また、教員自身のメンタルケアや保護者との接し方についてもアドバイスしました。

参加した教員:
「寄り添いながら、その子どもにあった支援を来週からやっていきたい実践したい気持ちに変わった」

研修を受けた教員は、子どもとの関り方についての考えがより明確になった様子でした。