あと1か月あまりに迫った新年の初詣に向けた縁起物の破魔矢(はまや)作りが、福岡市の神社で進められています。

◆赤いひょうたんが特徴

福岡市西区の愛宕神社の社務所では、新年の縁起物として授与する破魔矢づくりが進められています。愛宕神社の破魔矢の特徴は、赤いひょうたんが付いていること。初詣に来た人が、1年を何事もなく平穏に過ごせるようにという願いが込められています。

◆6種類、約3000本を用意

2人の巫女が破魔矢を1つ1つ手に取って、思いを込めながら赤ひょうたんを取り付けていました。


愛宕神社巫女 田邉恵美香さん「新年を迎えるにあたってご参拝に来られる皆様が、平穏で無事な一年を過ごせますようにといった思いを込めて、こちらの破魔矢を作らせていただきました」


破魔矢づくりは、毎年11月頃から12月中旬にかけて行われ、今年は6種類、約3000本を用意するということです。愛宕神社は正月の期間中、約50万人の参拝を見込んでいます。