地域の中高生が「議員」になって市長らにまちづくりについて提言や質問をする「中高生みらい議会」が高知県土佐清水市で開かれました。
「中高生みらい議会」は中高生の地域社会への参加意識を高めるとともに、若者の意見をまちづくりに反映させようと毎年開催されています。2025年は清水中学校と清水高校の生徒合わせて10人が参加。土佐清水市を全国にアピールするCMの制作や廃校になった学校の利活用などについて提言と質問を行いました。


(参加生徒)
「教育長にお聞きします。土佐清水市として市内の中学生の清水高校への入学者を増やすような取り組みについての考えをお伺いします」

質問を受けた教育長は毎年行っている姉妹都市との交流活動や、英語の検定試験への経費補助などを例に挙げ、市としてバックアップを図ることで清水高校への入学者増加につなげていきたいと答弁しました。

(中学校3年生)
「めっちゃ緊張したけど、良い経験だなと思いました。たくさんの人で(土佐清水市が)にぎわってくれたらうれしいなと思います」

(高校2年生)
「自分が思っていたより(市から)手厚いサポートがたくさんあって、まだまだ知られていないこともたくさんあったと思うので、これを機にいろんな人に伝えていけたらなと思います」

土佐清水市によりますと、出された提言のなかで可能なものはまちづくりに反映し役立てていきたいとしています。