岡山市北区の吉備スマートICは今年度中に24時間利用可能となり、大型車などにも対応します。改修後に想定される事業効果を岡山市が発表しました。
ETC専用の吉備スマートICは、現在午前6時から午後10時までの利用に限定されていて、通行できるのも普通車のみです。

これを今年度中に24時間利用可能にし、車種制限も撤廃、合わせて国が整備を進める総社・一宮バイパスが開通することで、1日の利用台数は現在の約3.75倍の7500台となる見込みです。

また来年度、岡山環状南道路が整備されれば、岡山港周辺から吉備スマートICまでの所要時間が現在より約18分短縮されるとしています。
交通利便性の向上により利用が分散されることで、国道2号と30号では、1日の通行台数がそれぞれ約1万台減少。大幅な渋滞の緩和も見込んでいます。
岡山市は市民の利便性の向上や産業立地に与える影響についても期待したいということです。