幅広い世代に原爆や平和について考えてほしいと、広島に住む中学生が撮影した写真などを展示する展覧会が、福岡市で開かれています。

21日から福岡アジア美術館で始まった「生きて、つないで2025in福岡」。
幅広い世代に戦争や原爆、平和について考えるきっかけにしてほしいと、広島県の平和団体「被爆三世・四世プロジェクト」が主催したもので、福岡県で開催されるのは初めてです。
会場には戦時中、原爆の被害者が運ばれた広島県の似島に住む中学3年生の堂畝梛子さんが現在の似島で、平和を感じる光景を切り取ったという写真なども展示されています。

堂畝梛子さん(中学3年生)
「見た人にとっての『私のへいわ』はどんなものかなって考えてみてほしいです」

展示会は入場無料で8月26日まで開かれています。