宮城県内では今日も猛烈な暑さが続いています。山を越える熱風が吹き降りるフェーン現象の影響で、仙台市中心部や気仙沼など東部を中心に最高気温35℃以上の猛暑日となる見込みです。

熱中症に注意 仙台は今年12日目の猛暑日に

今日の宮城県は概ね晴れや曇りの天気ですが、南部を中心に局地的にわか雨や雷雨の可能性があります。県内全域に雷注意報が出ており、夕方まで急な強い雨や落雷に注意が必要です。

仙台の気温は昼過ぎに35℃まで上昇する見込みで、実際にこうなると今年12日目の猛暑日となります。最小湿度は昨日と同じく40%程度とカラッとした暑さではありますが、日差しが強く、吹く風も熱風のように感じられそうです。

地域別の天気 南部では雷雨に注意

今日の各地の最高気温は、米山、仙台東部、気仙沼、南三陸、丸森で35℃、築館、石巻、亘理で34℃、鳴子、栗駒、古川、白石で33℃、仙台西部で32℃の予想です。西部よりも東部の方が高くなるところが多くなっています。

地域別の天気では、仙台市内は概ね晴れますが、若林区周辺で昼過ぎににわか雨の可能性がやや高くなっています。名取から七ヶ宿など県の南部では昼過ぎから夕方にかけて大粒の雨が降るところがあり、雷を伴うおそれがあります。外出の際は折りたたみ傘を持参することをおすすめします。

石巻から登米では、乾いた西風がやや強く吹き、日陰に入るとやや過ごしやすいかもしれません。気仙沼から鳴子では、鳴子周辺で午前中にわか雨の可能性がありますが、その後は概ね晴れや曇りとなるでしょう。

猛暑は続く 週末も35℃の猛暑日に

明日以降も厳しい暑さが続き、土曜・日曜はまた最高気温35℃に達する猛暑になるところがありそうです。夏休み最後のお出かけの際は、体調を崩さないように注意し、元気に始業式を迎えられるようにしましょう。

天気は引き続き晴れ間の広がる日が多くなりますが、来週火曜日は前線の影響で西部を中心に雨が降る見込みです。ただし、まとまった雨量にはならないでしょう。

昨日は青森県付近に前線が停滞していた影響で、秋田県では記録的な大雨となり、川が氾濫したところもありました。この前線は今日はだんだん弱まりながら南東の方に離れていくため、東北北部でも雨が止んでいるところが多くなっています。