20日、岩国港(山口県岩国市)に入港した外航船舶を港湾関係者が訪問し、乗組員を歓迎しました。

入港したのは日本郵船が運航する木材チップ運搬船、アストランティアです。海の日の記念行事として海上保安署や市の農林水産部の職員らが訪問しました。船長らに花束と市内の酒蔵で造られた日本酒を贈り、木材チップの荷役の様子を見学しました。

アストランティアは先月21日に南アフリカのリチャーズベイを出港しました。印刷用紙などに使われる紙の原料の木材チップ4万2000トンを積んでいて、そのうち3万6000トンを日本製紙岩国工場で降ろします。

グェン・ミン・ドゥング船長
「日本も岩国も大変いいまちです。日本酒はとてもおいしいのでもらった酒もぜひ飲んでみたい」

アストランティアは21日に出港予定で、次の寄港地・熊本の八代に向かいます。