高知県立のいち動物公園で研修している台湾の動物園の職員らが高知県庁を訪れ、研修で感じている「気づき」などについて報告しました。

県庁を訪れた台湾の動物園の職員ら3人は、8月17日から県立のいち動物公園で研修しています。のいち動物公園と台北市立動物園の職員の交流、飼育技術の向上を目指した協定による研修で、のいち動物公園にとっては初めての海外研修生です。3人はこれまで、レッサーパンダの飼育やSNSでの情報発信などを学び、自然と動物との調和などが印象的だと報告しました。

(研修生)
「動物との接し方や園内の自然、最新設備など、いろいろなところが台湾と違いました。皆さんの研修生に対する気遣いがすごく良くて、感謝しています。台湾に帰ってここはすごく良いところと伝えます」

研修は31日までの予定で、帰国後は自身の動物園で技術やアイデアをいかしていくということです。